英国公認ガイドとは?
英国はイングランド、スコットランド、ウエールズ、そして北アイルランド地域から構成されています。
元々は別の国であった地域が統合されたという過去から、現在でも地域毎の歴史的背景からくる特色や希望を生かし、法律や教育制度等が異なります。
ガイドとして最高の資格ブルーバッジですが、イングランド、ウエールズ、北アイルランド, ジャージーは英国公認観光ガイド協会(ITG)が、スコットランドはスコットランド公認観光ガイド協会(STGA)がこの資格を認可しています。
資格証がブルーのバッジであることから、通称ブルーバッジという名前で知られています。
ブルーバッジは二つあるわけなので混乱? そんなことはありません、遠目からでもすぐわかります。
英国公認観光ガイド協会の発行するブルーバッジです。 これはロンドンの資格です。
タワーブリッジをロゴに使用しています。
スコットランド公認観光ガイド協会が発行するブルーバッジです。スコットランドらしいですね。
スコットランドの国花アザミと守護聖人セントアンドリュースのロゴが使われています。
それでは、これ以降は英国公認観光ガイド協会(ITG)のブルーバッジについてご説明します。
第二次大戦後に産声をあげ、70年以上の歴史があります。
英国政府公認として観光庁がバッジを認可していましたが、現在は政府公認である英国公認観光ガイド協会(ITG)が資格の認定とブルーバッジのコピーライトを所有しています。
ガイドになるためのコースはITGの認可を受けた各地のガイド協会が行っています。
面接と入学試験を受け合格すると、2年間の厳しいコースと実地研修、そして最終試験に合格すればブルーバッジ資格が認可されます。
現在は、名前の入ったブルーバッジとITGのメンバー証、ウインザー城はこれに加えてウインザー城から発行された資格証を身に着けていざ出陣。
ウエストミンスター寺院、セントポール大聖堂、ロンドン塔、ウインザー城は外部のガイドとしては私たちだけが、通年を通して公式にご案内することができます。
英国公認観光ガイド協会 (ITG - Institute of Tourist Guiding)
すべての公認ガイドはここのメンバーです。(スコットランドを除く)
こちらのウエブサイトでガイドが登録されているか確認することをお勧めします。
任意で加入するガイド協会が4つあります。
国内最大の労働組合UNISONに属し、ロンドンのブルーバッジ資格を持つメンバーが会員になれます。
ギルドと合同でCPD (追加資格コースと継続的な勉強会)を運営しています。
メンバーになると、ガイドに必須である賠償責任保険に自動加入します。
英国観光ガイド ギルド British Guild of Tourist Guides
スコットランドを除く全国ブルーバッジ資格を持つメンバーが会員。
スコットランドガイド協会および、地方ガイド協会も団体会員になっています。
ギルドと合同でCPD (追加資格コースと継続的な勉強会)を運営しています。
メンバーになると、ガイドに必須である賠償責任保険に自動加入します。
日本語ガイドをお探しの方は下記のウエブサイトが便利で簡単
日本語観光ガイド協会 Japanese Registered Tourist Guides Assosiation
英国内地域に関係なく、日本語でガイドをする資格を持つメンバーから構成されています。 日本語で日本のお客様の需要に合わせて、勉強会、情報交換を行っています。
日本語のバーチャルツアーをお探しの方は下記へどうぞ。
バーチャルツアーを提供する公認日本語ガイドのウエブサイトです。